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ぜんぶ嘘なので気にしないでください。

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20191216

なにかを書けたらいいな、とおもってこのブログに帰ってきました。ここはいい、まるで誰かに手紙を書くみたいにして文章を綴ることができるから。

ほんとうに愛することのできる文章を見つけたい、と思っています。甘くて飲みやすくて、色はてらてらと移り変わり、あまりおいしそうに見えず、微量の毒が含まれていて、永遠に忘れがたく、なんども飲みたくなる、そういう文章を見つけたい。自分でそういうものを書きたい、と思うこともあったけれど、いまはどちらかというと、そういうものを「読みたい」と思っています。

あるいはとても好きなアニメーションや映画の文章起こしをしてみるのはどうでしょうか。むろん、二次創作よりもアウトに近いものなので、公然の場所での公開は行えないでしょうが、だれかに「見せる」ために文章を書くなんていう段階にはとうていおいつかず、とにかくわたしの書きたい文章を探さなくてはならない、といういまの状況においては、それなりによい選択肢・解決法なのではないかと思っています。とはいえ、なにを対象とするかは難しいですね。ほんとうは、アニメーションでしか到底表現できないかのように思われるような、あいまいでふわふわとした、夢のなかみたいな作品を、文章にして、本という固い箱の中に閉じ込めて、もう出られないようにしてしまいたい。

 

寂しくないと、哀しくないと、文章を書けないものなんだろうか。と、本気でそんなことを考え始めています。

 

もしもほんとうにそうなんだとすると、何かを捨てることで取り戻せるものがいまのわたしに少しでもあるのなら、いままで大切に編んできた布の、片方を切り取って、ここに置いたまま、すすんでいくことが、もしかしたらできるのかもしれない。

 

 

 

とりあえず、来年はどこかにひとりで旅行にいこうと思います。いや、たまにはやってるんですよ。2泊とか3泊とかで。でももう少し長く、なんならGWいっぱい使ってでも、どこかに一人引きこもって、生活する、そういうことをやってみようかなあと思っているんです。自分探し、と口のなかでつぶやいてみた。ばかみたい。もう暗闇をいくら駆け回ったって、転がしてくれる小石すらないことに、はやく気づいてしまったほうがいい。